10月のテーマ”善と悪”
ゆいちゃん、じっくり考えてきてくれました。
「私、善と悪について考えていたんだけど、わからないんだ。」
とゆいちゃんらしい言葉。
はっきりとした境目、区別がいろんな視座に立つとわからなくなってしまうとのこと。
確かにそういう部分はありますね。
そこで自分自身がどこに立っているか、その上でどうみていくかが大切だったりもします。
そして、ユイちゃんはこんなワークをしてくれました。
「私が普段使っている、大切な色鉛筆もってきたんだけど、
みんな赤系とか青系とか、色別に分ける事できるかな?」
とたっくさんの色鉛筆を広げてみんなに配ってくれました。
そしてみんなは3チームにわかれて協力して
色鉛筆を分けていきました。
わからない色は、描いてみて、どこに分類するか各自判断していきます。
やり進めていくと、グループに分けるのは難しくいことがわかってきました。
そして、グラデーションにならべていく、という結果に。
そうなんだよね、どこかに線を引くってすごく難しいこと。
「ここからが善で、ここからが悪」 と決められない事もある。
そんなことがこのワークを通してみんなに伝わってくれたのかなと思います。
もちろん、対になる事(今年のテーマ) はすべて線を引くのは難しいことです。
視点によって、その線もかわる。
だけど、この世の中で生きる以上、
自分の中で線をひくことをしなくてはならないと思います。
(例えば、人に暴力を振るうのは 善くない、とか。)
わからないよね、グラデーションだから、とそこで思考を終えて
考えるのを放棄するのではなく、
双方の意見を聞き、視点を理解し
その上で自分はどこに線を引くのかを自分に問える人、
そして自分の意見をいえる人であってほしいなと私は思います。
(あと、なんだかどこにいれたらいいのかわからない不思議な色も各自選んでもらいました。これがみんな絶妙な色を選んでいましたよ。そういういろ色、言葉にははっきりできないようなこと、自分にとってとらえにくいもの、分類しずらいこともあることを認めるというのも必要なきがします。)
みんなが描いた色を確認する紙の落書き。
意図しない線が、いい感じ^^
帰りには、最近大好きなポコペン。
電柱に成りすますTくん、、、!
少しかんしゃくもちだった彼がおちゃめになっていて、
なんだか感動してしまったのでした。
わからないこと、分類出来ないこと、区別しづらいこと、、、
生きていくと沢山あると思います。
でも社会は、分類、区別したがる。
管理しやすいから。
そこで自分がその分類を、その区別を、カテゴライズを当たり前と思わず
その色、その人を、その事を、どう感じるか
しっかり見つめられる人になってほしいなと思います。◯
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