2018年3月19日月曜日

2018 2月ゲストの日

2月、
 いろいろ”籠る”はワークをやっていたけど、
もうひとつの”待つ”のほうがやりたいのに思いつかない、、、
と相談したのは私の作家友人の荒木美由ちゃん。

2月のゲストです。

大きな石に穴をあけた作品などをつくっている彼女。
 石の動かないイメージもあり、”待つ” でなにかできないかなあと相談したら
素敵なワークを考えて、くれました。


 そうです、石膏です。
ちょうど石ブームだったみんなに「石をつくるよ」ともってきてくれた石膏で、
手をにぎったかたちの型をとるワーク。

固まるまで、”待つ”ことができるのか?!

 こんな絵をかきながら、待つ、、
 垂れた石膏を土と混ぜて、石をつくりながら待つ、、
 自由の女神風に待つ、、、笑
 だんだん固まってきました。。

そうして10分!!!!!
手をはがすときの開放感と嬉しさよ〜(涙)
 それぞれの握った手の型ができましたよ^^
いつもわきゃー!!!としているみんなが10分もあまり動かず(といってもあるいたり走ったりしましたが)できるなんて、、、、!!!!


「もうすこしやる?」とみゆちゃんが聞くと、やりたい!!との答え

「じゃあ、今度は2人で待ってみない?」とペアで型をとることに*
 

 人と協力して、手を握りあって、待つ。
 なんといい光景。

こちらも無事にできまして、そのあとも”待つ”に絡めてだるまさんがころんだ、をしたり
開放的におにごっこをしたりして、発散もしてアトリエへ。



「色をつける?」と聞くともちろん!という反応
夢中でぬって、こんな石たちができました♪
かっこいい〜

どれも意図してできる形ではない
でも有機的なみんなの生きた形


 それから、最後にスペシャルなご褒美
”練りあめ”も持ってきてくれました!

「これも食べたい気持ちをもちながら、練って、待つよね」とミユちゃん
たしかに!
練りあめがはじめてのみんなは、だらだら垂らしたりしていましたが、
私とうやまもねりあめ大好きでとても得意なのでみんなにこつを教えて
再度チャレンジしたら、上手になっていました^^そしてなにより嬉しそうにたべてました*


盛りだくさんのワーク、ありがとうみゆちゃん!


待つのワークを通して、みんな何を感じたかな
最後に「待つのどうだった?」ときいたら「たのしかった!」という声も。
「なんでたのしかったの?」ときいたら「どんなのができるか考えるとわくわくしたから?」と言っていました。
そうなんですよね、ねりあめもそうだけど、待つ、その先には楽しみがあったり、好きな人がいたり。

その待つ先を信じることができたり、期待することができたりするから待てるのかな、なんてお話をしました。

 なかなか待てないのは、おとなのほうかもしれないな、なんて帰りながら思いました。

みんなも待てる大人になれるかな。◯

2018 2月しぜんの日


 しぜんの日、小出さんからの今日の課題は
「春 と思う物を10個みつけよう!」



そして大倉山公園に出発^^


さっそく椿、梅をみつけた子。
さい先順調〜とおもったら、いがいとここから苦戦、、、


これは?と聞くも「それは冬だね〜」と外れが続きみんな
ムムムとなってきたところ。。
「これはそうだよ、三又ね、和紙の原料になる植物」
 さすが小出さんがどんどん見つけてくれました。

それからアセビ、 ホトケノザ、線路沿いにはふきのとうも!!

こいでさんに教わりながら、なんとか10個みつけられました^^










帰ってから10個のおさらい!みんな覚えが早い!
それから、こいでさんがこっそり拾ってくれたとある葉っぱであそびを*

 たけぐしでかけちゃうんですよ〜
”葉書”の由来になった葉っぱ。昔はこれで文をかわしていたそうな。


乙です。かっこいいな〜

この日誕生日の子におめでとうと書いている子もいました^^


やっぱりしぜんのことを知ると、方々に想像が広がる。◯
みんなもこの時間をたいせつにしてほしいな。


2018 2月造形の日

ゆいちゃんの造形の日、籠るをテーマに活動しました^^

大きな布を沢山もってきてくれましたよ〜








 かたちがかわる〜〜〜〜〜〜みてるほうもおもしろい、、
こける!あるく!はしる!こける!!笑



長い布は、木に巻いて、自分も一緒に巻いて虫になってみたり、、、。




 みんな寒い中籠ってあったかくて、しずかで狭い布の中が落ち着いた様子
籠るって、どこか母体の中みたいで落ち着くのかな

2018 2月テーマの日

2月のテーマは

「籠る・待つ」


写真がないけど、テーマの日は雨が降っていたので
例の”えりまきこうもり”の巣を寺子屋のお部屋の中につくって遊びました。

襟と同じの大きなビニールで !!!


まあそれはそれはみんなたのしそうで^^

その次のノーリーダーの日、晴れたので、くじら公園に行って、エリマキコウモリの隠れ家をつくりましたよ。段ボールとブルーシートで
 巣の中で誕生するえりまきこうもりたち。。


このあと、みんながえりまきこうもり、わたしが鷹になって、巣にある卵を守るというおにごっこみたいな遊びを開発しました。

あーおもしろかった!!!エリマキコウモリがもう本当に存在する気がしてきました。笑

2018年3月1日木曜日

2018 1月しぜんの日

1/22の夜から積もった大雪が残っている大倉山公園でのしぜんの日。
公園にはまだきれいな雪が残っているので、みんなおおはしゃぎ!とりあえずつか
む、投げる、追っかける!



記念館の前まで来ると小出さんは「マイクロスコープ」を一人ひとつずつ貸してくれ
ました。


雪の結晶や霜柱、葉っぱなど、マイクロスコープを通して小さな世界を観察します。
 

小さな氷。西日に当たって手作りのガラスのようにも見える。
気泡がきれいだ~


霜柱。夕方なのでできてから時間がたってるので少し解けてるみたい。雪や霜は時間
によって見えるものが変わってくるね。


カラスの羽。これはすごい!びっしりならんだ一本一本がクロスしてる~


葉脈と木に生えていた苔。こんなに小さなレンズで産毛までしっかり見えます。


しばらく記念館の前でいろんなものを見たあと、もっと公園の奥の方へと歩いていき
ます。
時々立ち止まって、小出さんがすすめてくれたものを見たり、話を聞いたり、自分が
見たい!と思ったものを覗いてみたり、、、




何度も来ている大倉山公園の風景も、雪で真っ白になると全然違うなぁ。
山道をサクサク音を立てたり、気をつけてゆっくり歩くだけでいつもと違ってたのし
くなってくる。

いつも入らないところに入ったり、やらないようなこともやりたくなってくる。


みんなが見たもの。雪、霜柱、氷、
花壇のパンジーやビオラのいろんな部位、木の芽、梅、椿、
いろんな種類の葉っぱ
(葉脈、枯れ葉)、大木に生えた苔類
ジャンパーなど着ている洋服、金属製のポール、コンクリート、ぼろぼろになった
ロープ、
手のひら、指紋などなど。

自然のものも人工物も覗いてみると、肉眼で見ているのとは違う世界が見えてきま
す。
そして、木の芽や地面にくっついて伸びはじめたどんぐりなど、
雪の中にも、ちいさい春の気配があちらこちらにありました。



最後は小出さんと一緒に広場で雪合戦して帰りました。
また雪降ってほしいなぁー(ほどほどで!)