2016年8月31日水曜日

7月空間の日

7月のテーマ「支える、土」は建築的なテーマでした。
 ということで空間の日は、設計機構WORKSの建築士である千恵さんがリーダー!


「建物を“支える”ものってなに?」

との問いかけから始まり、空間を区切るシンプルな構造の建築写真を見せてくれました。

「まず、建物を支える”柱”。それと床と屋根で、建物をつくってみよう!」
と誘ってくれて、みんなで柱になるものを公園に探しにいきました。◯

「これは太いかな?」「これはぼろぼろでだめだー」
「これで支えられるかな?」とみんな思いを巡らしながら素材探し

 「こんなおっきいのあったからみんなで使おう!」と持ってきた子も!

そして、
「柱が何本で建物が建つか、考えてみて」
といわれると、
「4本だよー」
「あ、3本でもたつよ!」

と発見をしながら思い思いに拾ってきた素材と厚紙で小さな空間を組み立てていきました。


 
接着剤と自然物と時間と格闘!
柱がなかなか立たなかったりして、”支える”ことの難しさ、体感できたのかもしれない。
柱が立った時の喜び様といったら、ほんとうに嬉しそうでした^^
 

一段落ついたら、外へ。
高い建物を建てたので、たかおにをして遊びました!
高い所をみつけるのが楽しい。◯
 
帰り道、ちょっと接着剤が上手くいかずに崩れてしまったみんなの建築。

 
でも、アトリエに帰ってから、みんなのを合体して3階建てに!!
小さな建築士達の建てた、柱に支えられた小さな建物ができあがりました◯


ジェンガで支える、崩れる遊びも◯
建築的な一日でした!

2016年8月25日木曜日

相談会を開催します

8/27(土)に「まちの寺子屋 説明&相談会」を行います。


主催者の東山が、まちの寺子屋アトリエに11:00~滞在しますので、
ご興味がある方はいらしてください。

でたり入ったりするため、半予約制にしています。
いらっしゃることが確実な方は、ookurayamakko@のgmailまでご連絡ください。


みなさまのお越しをおまちしております。◯

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まちの寺子屋は学童のようなお預かりシステムではありません。
能動的な学びと遊びの場です。
 多角的な視点を育てるアートスクールのような“習い事”と捉えていただけるとわかりやすいかと思います。
質問など受け付けていますので、お話しにいらしてください!

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2016年8月24日水曜日

7月造形の日

7月の造形の日のリーダーは大小島真木ちゃん。

「色んな土の色を使って絵を描くよ!まずは絵の具をつくるために土を集めよう!!」
と土採取に出発★

さっそく寺子屋の庭の土も採取。
「色が濃いね、黒っぽいね」

さて、これからどんな色の土に出会えるかな?



まずはオリーブ坂の土。
自分がえらんだ土に名前をつけます。
「これはオリーブ坂の山の土」



今度はてっぺんのところ。さっきよりさらさらしています。
「かいくんっぽい〜」と友達が選んだ土をちゃんとみている様子。
土にもシンパシーを感じるのでしょう。

記念館の前の土も選ばれました☆


それぞれが選んだ土、色や質感、全然違います
すべて大倉山のこの土地の土。おもしろいなあ。。

絵の具にする為にまずはこします。

それからのりと水をまぜて、、、、



 沈殿させる間に土の話をしてくれた真木ちゃん。
土のしたってどうなっているか、興味深そうに聞き入っているみんな。
日本のいろんな土の色も本で見せてくれました。
赤や青、淡い藍色、なんともいえないグラデーションに心惹かれでいる様子。



そんな間に土の絵の具が完成!!
 みんなが選んだ土の色です^^


 「じゃあ今日は、土に触れている足を描いてみよう!」と真木ちゃん
みんな思い思いに足の絵を描いていきます

絵の具も交換したりしていろんな土の色を試します

 からすの羽を拾ってペンにするのが大人気!

人間の足だけじゃなく、熊や鳥、いろんな足を描いている子も
足の形の中に、地球の地層を描いている子も
少ない色、同じテーマでもそれぞれがしっかり表現されていて感心します

みんなそれぞれの想像力や世界観は土の下の根っこのように、
それぞれ強く培われているんだなあ、と感じる一日でした。◯

7月しぜんの日

7月のしぜんの日は、
”土”に住む虫や植物の気持ちになってみるような一日でした。


リーダーの小出さんが持ってきてくれたのは、虫眼鏡。
「普通につかうんじゃつまんない。こうやってみたらどうなるかな?」

と、虫眼鏡を目にピッタリつけて、まるで虫の目のようになってしまいました。
 それから、そのまま地面に近付けて、、、、


「うわーーーすごい!!!でっかい!!」
「ありが迫ってくる!!!」
 と興奮。

 

いつのまにか皆が大きな虫のようになってました…!



とにかく色んなところをみてみる、、、




みてみる、、



みてみる、、



シンプルだけれど、これすごくたのしいです。
小出さんはしぜんをみる目を養うには、定点で観察すること、といっています。
小さなこと、小さな変化に気付くこと、その視野のひとつ(ミクロな視野)を得るようなワークでした。



場所を変えると、また見えるものが違います。


小出さんはいつもいろんなものを見つけてきてくれます。
この時にみつけてくれたのは、はっぱについている虫のすみか。


また場所をかえると、バッタをたくさん発見。
「場所が違うと、土が違って、そうすると植物も違って、そこにいる虫や生き物も違うね。」と小出さん



 

小さなバッタのあかちゃんも!



夏の風物詩、蝉の抜け殻もみつけました!
蝉の見分け方も教わりましたよ。◯





最後にみんなまたからだの日のダンゴムシ鬼ごっこがやりたい!とコールが起こったら
小出さんがいい遊びを教えてくれました!だんごむし相撲!!



土と虫と近付いた一日でした◯

7月からだの日

すっかりこどもたちの夏休みもおわりに近付いてきましたね。◯
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

7月、私が体調を崩してしまい、宿題がてんこもり、、、。
寺子屋のレポートもできておりませんでしたので、
いまさらですがアップしていこうと思います!


7月のテーマは「支える、土」でした。
身体の日は、身体を支えている所は?という質問から足をマッサージすることろからはじめ、足音を音楽化してみる遊びを。



ゆっくりあるいたり、静かにあるいたり、みんなで合わせて止まったり、、みんなが指揮者になっていました。


 聞いてみると、それぞれの足音の違いまで分かってるようで、驚きです。


そのあとは、”支える”のテーマに関しての身体ワーク。
真ん中に立っている人が倒れてくるので、周りや脇にいる人が床に倒れないように支える、というルール。
 立ち止まって真ん中の人が目をつぶって囲って行ったり、
一歩方向に歩きながらやったり、いろんなアレンジができるワークです。

支える方は、人を支えることの重みを、
支えられる方は、支えてもらうには信頼をしなければ委ねられない、
ということを身をもって学びます。
”支える”って深い。


それから土と仲がいい虫ってなんだろう?と話していて、
ミミズに持っていきたかったけど
みんな大好きなダンゴムシの話になり、
「ダンゴムシおにごっこ」なるものを開発しました!


当然のように私が鬼なのですが、これが結構ハード!!
でもみんなはとても気に入ったようで、7月の寺子屋でアンコールの声が続いたのでした。


外にでて、また足音をとってみました。
さっきは室内の床でしたが、足と触れている土(地面)の音の違いを録音。
 

全然違うね〜と話していました。
外は色んな環境音がするから録音の音が小さくなることも不思議だったようです。

土におちているかれた松の葉で相撲をして、、、
土に近い所で身体を動かした7月のからだの日でした^^