アーティスト友達である彼。
芸術家の仕事の本質として私は、「概念を壊す」という要素があると思います。
それが今月のテーマとぴったりだとおもいお誘いしました。
代表作として、「家を背負って歩く」というワークがあります。
自分が寝れる大きさの発泡スチロール性の家をつくり、それを背負って日本を二周くらい歩いた彼。
そもそも家が歩くという概念は日本には希薄。遊牧民なら別かもしれないけれど。
震災以降、定住するということに疑問をもった村上くんの作品です
そして本も食い入るようにみていました。
「みんなも家つくって歩いてみる?」と聞くと
「作りたい!!!!」と前のめりなみんな^^
さっそく段ボールでつくりました。
一軒の家で歩きたい子もいれば、3つ繋げて集合住宅にした子も、、、(3人4脚状態!)
いざ、出陣△
小さな家の大行進。
商店街を練りあるいて、ここってところに家を置いて小さな街ができていきます。
駅前にも、、お邪魔しました、、、(ほんとにお邪魔でごめんなさい)
にこにこ笑ってくれる人もいれば、舌打ちする大人も、、、、
これってアートの醍醐味だななんて思いながらみていました。
「そろそろおまわりさんきちゃうから帰ろう。笑」と村上くん。
アトリエに帰って、村上くんの新作「清掃員村上」をみせてもらったりして、
わくわくする一日がおわりました。
本質的な芸術行為とこどもたちって親和性が高いと思います。
その実感ができた一日。
そのまま家を被って帰るみんなでした!!