2017年11月12日日曜日

10月 ゲストの日

「解す・許す」に合うゲスト、、、と考えていて呼んだのは
振付家の友人、白神ももこちゃん。

彼女は、”コンプレックス”も愛おしいものにしてしまう、おおきなあったかい視点で人間を捉えている人です。このテーマにぴったり!
彼女の主宰するその名もモモンガ・コンプレックスというダンスカンパニーの作品に私も昔出演させてもらっていました。


 そんなももちゃんの日。
まずは、こどもたちがちゃんばらみたいなことをしていたので、そこから拾ってくれて
”遠くにいる人を倒すゲーム”にもっていってくれました。

まずは一人ずつ攻撃!!
 78点!!とか
 15点!!とか
 なかなかももちゃん倒れないので、みんなで!!!

それでも倒れない!!!


 で、みんなで会議して、チーム技

わ〜!!倒れたぞ〜!!!
(優しい、、笑)



それから、のれんに腕押し、の攻撃されてもわらいながら元に戻ってくる、というワーク。
 笑える強さってあるよなあ。

そのあとは人に寄り添うワークです
固まってしまった人と同じポーズをして、しゃべらないで動きを合わせて動き出すというもの。みんなが丁寧に空気を、意思を読みあっていました。


最後に、
からだのなかで自分の好きな所 /きらいな所/誰かから見てよいとおもう所/の三カ所にシールをはって、相手にみせるというワーク。


最初は2人でやって、バラバラになっていって、音楽がついて、男女で見せあって、、、



 愉快なダンスになってしまいました☆


ワークの後も、ももちゃんの考えた寄り添う氷鬼で遊んだみんな。
ももちゃんの朗らかな大きさに解されて、自分や他者を許せる力になったでしょう。◯

笑って許してしまうのが、いちばん幸せな気がします。
たのしかったなあ!!!

ももちゃん、ありがとうございました^^

10月 しぜんの日

しぜんの日は、やってきました、どんぐりの季節!!

ということで、今日も公園の出発!!!

 道すがらにいろんなことを教わりながら、どんぐりを拾います。
 こんなところにも。

 黄金虫の羽もみつけた!綺麗だね〜
 夕陽が秋満開
 いろんな形があるね、こなら、くぬぎ、木によって違います

 ジョロウグモ発見!!ジョロウグモの知識を聞いて、虫眼鏡で観察
触ったことのないこも、初挑戦していました!!ひとり、触れなかったけど、、、、


そのあとは、木のおにごっこをしたり、公園でからだをうごかしてから
帰路につきました*

帰ってきてから、みんな大好きコマ作り!!!
からのドングリゴマ大会!!!

 真剣に大盛り上がりでした^^

10月 造形の日


 10月のゆいちゃんの造形の日は、迷路を造りました!!!
 ロールプレイングゲームのようなHP(?)というパワーやアイテムをゲットしていく迷路を描く子が多かったので、「みんなが実際生きる上でゲットしたい力ってなに?」
と聞いてそれぞれ5つあげてもらいました。

優しさ、勇気、愛する力、、、など色々とでてきて、それぞれその子らしい力が一つづつ入っていて印象的でした。
ちょっとおこりんぼで、怒りの後に泣いてしまうの男の子が、テーマの日には、自分の嫌いな所で”すぐに泣いちゃう所”と書いていたのですが、この時にほしい力で最後の最後に”すぐに怒らない力”と言ってて、なんだか感動してしまいました。
ちゃんと自分の中の解すべき所をみつけたんだね

それぞれにつくった迷路は、繫がるようになっていて、最後は東山の迷路に辿り着きました。それは、死後の世界の迷路で、さんずの川をわたって、えんま様からの質問があって、、というものなの。
うそをついたことがある、でみんな地獄にいってしまって、でも蜘蛛の糸に助けられます。
”その蜘蛛は、みんなを想ってくれている人たちの想いの固まりなので、いつもたいせつにしてくれる人に、ありがとうといいましょう” というマスにいくと、みんながみんなにむかって「ありがとう」と言いあっていました。なんて素直であったかい子たちなんだろう。
それから、”死んでしまったけど、一言、だれかになにか言えるとしたら、誰になんて言いますか?”という質問では「お母さんに、産んでくれて、ありがとうって言いたい」とか「楽しかったよって伝えたい」とか。もう私は泣きそうでした。

”後悔していることは?”という質問ではみんな「ない!」笑
素晴らしいです。

そして、この迷路のゴールには私からのメッセージが書いてあります。


みんなに今を、生きていることを、大切にしてほしいなとおもって描いた迷路でした。◯

10月 空間の日



空間の日(さちえさんの日)は、「いじめ」をテーマに進めてくれました。


まずはゲーム。周りを読むゲームです。
1〜10まで、人とかぶらないようにいうというルール。

これが結構難しくて、性格がでます。笑
どんどん言ってしまって、人とかぶったりしてなかなかクリアできない。
でも、やっていくうちに、どんどん周りの様子をみれるようになってきたみんな。
いろんなひとのいろんな意思があることをこのゲームで感じられたかな?

 それから本題の
 いじめってなに?という話から。
まだいじわると、ふざけと、いじめとあまり違いが分からない様子のみんな。
 

そんなみんなに小学生が書いた、いじめの詩を読んでくれました。
とても集中しているみんな。

私(東山)もいじめられっこだったので、具体的な体験談を話しました。
その話も真剣に受け止めてくれました。


いじめられても、相手を許したりもできる
自分を責めずに許すことも必要
苦しかったらその場所を離れてもいい
 
たくさんのことを話しました。


そんなワークのあとに、最初のゲームをやってみると、なんだかさっきよりスムーズにできていました。こどもたちの感覚ってすごいなあ、、、


 みんなが相手を認め、許す力をつけていっているような気がしました。
 



10月 からだの日

「解く・許す」のからだの日

まずは、からだを解く、というので、マッサージから。
さちえさんの筋肉の固い所を 探します。
「ここ?」とさわるところが骨だったりして、
みんな意外と骨と筋肉の場所って知らないみたい。

ここは骨だよ、とか教えるとここは?ここは?と聞いてくる皆。
からだのことって興味あるんだなあ。


それから、”許す”からだ のワークへ。

みんなの前で「んも〜〜〜〜〜!!!」と怒ってみました。
それから「いいよ」と許してみました。

「からだ、どうなってるかな?」と問いかけて
怒っている時は力が入っている、許すときは力が抜けていることを理解したみんな。

(力を抜いて怒ってみると、全然怒れなくて、笑っちゃう。笑)
そこから身体の箇所箇所の力を抜くワークを。
みんなに歩き回ってもらって、全身をつかって歩く所から、
「くびの力が抜けま〜す」とか
「こんどは左足の膝!」と声をかけて、その部分に力を入れないで動くというもの。

当たり前のように使ってる身体ですが、一カ所力が使えないだけで、随分様子が変わります。







からだの一カ所の力が抜けながらの鬼ごっこもしてみました^^


その後は、力が抜けていく人を支える、動かすワークなど*

 操り人形になってみたり、ちからが抜けていく大人をどれだけ支えられるか、みんなで力を合わせたり。

許すには、周りの理解や協力も必要なのかもしれません。




素直にごめんね、いいよ、が言えたり、
相手の状況や考えを理解し、想像する力を持っていてほしいなと願います。

10月のテーマの日

10月のテーマは「解く・許す」



9月の繫がる・結ぶから、絡まってしまったときにどうするか、という流れです。
とても大きなテーマ。
許すことは対象を認め、尊重し、想いを理解し、受け入れること。
それは他者に対しても、自らに対しても。


まずは自分の中に入って絡まっている所をみてみよう、と鏡の中がスタートの東山作成の迷路をやってもらいました。 

その迷路には、もうひとりの自分(天使)からの問いが5つあります。
 嫌いなことは?
苦手なもの、ことは?
怒ってしまうのはどんなとき?
怒ってしまったら、どうする?
自分の中の嫌いなところは?
 その質問に答えながら、迷路を進んでいくと、明るいゴールに辿り着きます。
それがクリアしたら、からまった毛糸の中で怒っている自分の札を解いて、笑顔にしていきます。自分の嫌いな所とかも、裏を返せば特徴のひとつで、コンプレックスもチャームポイントになったりするんじゃないかな、と思ってそんなアイテムをつくりました。


具体的に解く、という行為を通してみんなテーマについて体得していたみたいです。
自分の苦手なことや嫌いなところ、ネガティブなイメージに目を向けるのはおとなだってなかなか難しいですが、みんなしっかり向き合ってました。


最後、ゴールのところにもうひとりの自分(天使)の台詞をかく欄があったのですが、
Tちゃんが、「教えてくれて、ありがとう」と書いていて、なんだか胸がきゅっとなりました。そんなみんなに丁寧に寄り添っていきたいです。