2016年12月23日金曜日

12月しぜんの日

12月のしぜんの日は、1月の活動にむけての準備も含めた時間でした。
(未来の為にも今を生きているということか!!)

1月の活動に必要なのは、大量のドングリ。

ということで、みんなで山の上にどんぐりを拾いにいきました^^
 

いろんな場所を巡りましたが、落ちているどんぐりの形が全然違う。
生えている木でちがうんですよね。
小さな物もあれば、長細いもの、まん丸の物、みんなは百個以上も集めてくれました。


ツツジの葉の紅葉が素晴らしくきれいで摘んでみたり。

 
集めながらの散歩できれいな夕陽にみんなで見とれたり。
あそこ鳥だね、あれは魚だね、と、雲の形を話したり。
最近寺子屋のみんなと過ごす時間の中に、心にじーんと深く染み渡る瞬間があります。
みんなの日常と私の日常が重なっているのを感じてとても嬉しくなる。
一緒に尊い子ども時代を過ごさせてもらっている。
みんなが大きく信頼してくれて心を開いて、そばにいさせてくれるからかな。
 
さて、日が暮れて、アトリエに戻ってから、ドングリの説明を小出さんに聞きました。
 くぬぎ、コナラ、、、いろんな形のどんぐり。
 

これを水につけて、来月まで、、、、。(お楽しみに)

そしてその中から数個つかって、どんぐり遊び。
「コンクリートで固いところをけずってごらん」と小出さん。
 
みんながんばって削っています
 「全然出来ない〜」
「あ、白いのが見えてきた!」

削れたら、どんぐりの中身をほじほじ、、、、
(この地味な作業をみんなハマって一心にやっていたのがかわいかったなあ)

そして、苦労してくり抜いたどんぐりの皮は、なんと笛になります!!

「ピー!!」
と上手にならせる子も。

それを爪楊枝と凧糸で結んで、ひゅーひゅーなるおもちゃにしたりも。


がんばったあと、小出さんが「これあぶってたべてごらん」と出してくれたのは
しいの実。

みんなはどんぐりが食べれるの?!!と興味津々です。


熱々のを殻を剥いて食べてみると、、、、
「おいし〜い!!!」と好反応^^

なんか森に住んでる気分になるねえ、とみんなでわくわくして食べていました。◎

12月からだの日

あっという間に一年が終わりがきてしまいました。


そんな12月の寺子屋のテーマは
「流れる、時間」


まず最初は、からだの日。

時間ってなんだろう?
と問いかけてみると、
「時計!」という答えが。

「でも、時計が出来る前も時間はあったんだよね?」
と返すと
「地球が生まれた時からあるはず、、、」
とみんな。

「時間ってずっと一緒なのかな?楽しい時はあっという間だけど、勉強の時は長く感じたり、するよね」
「確かに!!!授業中は長い!!!笑」

「時間ってみえないけど、あるのかな。」

「今って言っている間も、過去になってしまうよね。」


 時間について考えはじめるお話でしばし盛り上がり、
時間についてを巡らせて記念館にいって遊びました。



まず「時の道をあるく」というワークから。

”現在”のスタートから”未来”のゴールまでまっすぐ歩きます。(手等は動かしてオッケー)
(”未来”のゴールは付いた瞬間に”現在”になるのですが)
またそのゴールから、後ろ向きに”過去”に戻ります。

その時に、逆再生のように、自分が動いてきたことを逆流させて同じことをします。

ワークを行っていない人が、「時の番人」になってチェック。
マフラーを巻いていく子は、時を逆流すると、マフラーを外していく。おもしろい、、。


みんなで時間の速度を変えていくワークや、
スローモーション、ストップモーションで踊ってあそんだり
時間おにごっこ(過去というと後ろ向きで走る)をやったりして遊びました。


時間って、 本当に未知だから、どれだけでも想像できますね。
時間について身体をつかって体験して思いを巡らせはじめた日でした。◎