2016年5月26日木曜日

5月からだの日(2回目)

今日は涼しい風が吹いて五月らしいですね^^


さて、今週火曜日、二回目のからだの日でした!
まず元気一杯で走り回っているみんな。


こないだの続きで、種にはいろんな運ばれ方があるよねと、
”飛ぶ種”(風役の東山がみんなをキャッチして飛んでいく)
”かえでのくるくる落ちる種”(手をつないで足を軸の人につけてくるくる床まで)
をからだでやってみました。やっぱりからだ動かすのは楽しそう^^
 

そして少し落ち着いて、本の読み聞かせ。
こないだの続きのページ「種と卵」は作りが似ているというところから
じゃあ、種って命だよねと。人間も元々卵(卵子)なんだ、と人体図鑑をみたりもしました。

そして「いのちのはなし」という本も少し。
”いのちは君たちの持っている時間とも言えるね”というお医者さんのおじいさんの言葉に少し思いを巡らせている様子のみんな。
命がある=心臓が動いているのを実感してもらうために、聴診器を用意しました。


自分の心臓音、友達の心臓音、大人の心臓音、
「みんな全然違う、、!」と嬉しそうな真剣な表情。
それから手をつないで、みんなで血管(脈)になって動いてみたり。


それから、人間は食べて大きくなるけど、
植物の種はどうやって栄養をとる?と聞くと
「水!土!太陽!」ともう種博士のみんな。

じゃあそれをやってみよう!と、一人が種、一人が太陽役になり
「土の中から芽が伸ばせるように、小さな種に太陽の光をタッチして届けてあげよう。
タッチされたところから、伸びていくよ。」という光と種というワークをやってみました。


みんな、種を植えたり観察していたから、動きが丁寧!
まるでダンサー!!触れられたところにきちんと反応し伸びていきます。
なんとほっぺたを触られて膨らましている子も。すばらしい、、、!

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そして、外にでて、部屋でも盛り上がった種さがしゲーム。
( お部屋をでるまえに、じゃあ心ってどこにあるのかな?
なんて話もしました。これもおもしろかったなあ。)
これがシンプルだけど、とっても難しくて、、!





光と種、のワークを本物の木々の中でもういちど。
人の木が大きくなったら、おめでとうで、カエデの種吹雪をしたり、
木登りをしたりして、終わりました^^

アトリエにかえったみんなは、あかちゃんが生まれる、という絵本も読んだりして
命の始まりについて、思いを膨らませる5月のからだの日でした*

2016年5月24日火曜日

5月しぜんの日(2回目)

二回目のしぜんの日。


こないだ探検した集合住宅の敷地にはお庭があります。
寺子屋アトリエ、WORKSさん、pukutto食堂さんはA号棟。
そのAのお庭を耕して小さな畑をつくってみよう、ということになりました。

こんどは本当の種まきです!

小出さんはせっせと桑で土を掘り起こしてくれていました。
さっそくきた子からお手伝い。

みんなそろったら
「さあ、今日は畑をつくるよ」
と作業開始。


土をふかふかにするためにザクザクしたり、
肥料に成る葉っぱをとって土にまいて混ぜたり。
そして腐葉土といって、葉っぱが土化していっている栄養たっぷりの土を混ぜます。
「カブトムシの幼虫は、この土が大好きなんだよ」
「こうやって耕して、土が栄養たっぷりに成れば、ミミズも現れるよ」
と教えてもらうと、ここにもくるかなあ、なんてワクワクしている様子でした^^


土を混ぜて、空気を混ぜて、平らにしたら、
穴をあけて、、、いよいよ種まき!!

用意したのは枝豆の種、紫蘇の種、小松菜の種。
すべて大きさ形全然違います。

命の種を植える瞬間、みんなとても真剣。
種が未来を持っていることを、奥底で知っているんだなと思いました。

土を優しくかぶして、小さな柵をつくって、、
最後に水やり。

生き物に餌をあたえるのと同じ水やり。
やりたいやりたいコールがすごかった!

「お水いっぱい飲んでね」
と話しかけている子も。
命を愛しむ気持ちをしっかりもってる。
なんだかジーンとしました。

そして、一段落したら、おおきなクワとスコップを貸してくれたおばあちゃんのところへ。
畑を耕しているのです。

「御礼を言って、大きな畑をみせてもらおう!」
と商店街を抜けて、素敵なお家へお邪魔しました。

山の麓のお庭に、畑をお持ちのおばあちゃん。
ちょうどたまねぎの収穫日でした。





夏野菜も花をつけはじめ、カエルも大きいのがいたり、
夏みかんもたわわ、たぬきもあらわれたり、、!
普段はみれないものを沢山みつけていたようです。


アトリエに帰ってから、枝豆〜ダイスに成ったら、味噌をつくろうね!と小出さん。
できたらいいなあ!!
みんなの小さな畑でも、種が元気に育ちますように。◯

はじめての空間の日

夏のような暑さの毎日ですね〜

私が小学生の頃は、今くらいの気温って、夏休みだったような…
先日勤め先の学童のある小学校で、 裸足でソーラン節を炎天下の中練習しているこどもたちをみて、心配になってしまいました。じゃりもあついだろうに、、、
熱中症に気をつける5月がくるとは、、みなさまどうぞご自愛ください。◯



さて、二週目の様子です^^
まずははじめての空間の日!

雨が降った火曜日、そんな日だからこそ、建物の中のことを考えてみよう !
ということで、はじめての”空間の日”

寺子屋にも協力してくれているWORKSの代表、坂口舞さんがリーダー。
プロの建築家。一級建築士なのです。

 くうかんってなに?という話からスタート

「この部屋はみんなにとって狭い?広い?
じゃあ蟻にとっては広い?狭い?」という問いかけや
「からだのつづきが空間だね」という話など、
空間について考える種まきをしてくれました。

私達の拠点になっているアトリエのある集合住宅。
実は、建築家のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を受賞している
妹島和世さんの建築なのです。

 くねくね、曲線のふしぎな建物群。
「なんで四角くないんだろう?」などと話しながら
一階から三階まで、そして縦割りの
アトリエ集合住宅の見取り図/間取り図を それぞれに配っていきました。

A~Hまで、各棟、部屋に別れています。
アルファベットを折り紙の色でわけて埋めていって、、

「ブルーのAの部屋は◯階まであるね!形が違うよ」
「今居るアトリエはどこ?」
 と各階の図を見比べてみます。

「じゃあ外側からこの図の通りになってるか見てみよう!」
と出てみました。

「入り口はどこ?」
図をくるくるして考えるみんな。
 
「あー、ここ、ほんとだ階段がある!」と
図で気になったところを見に行ったり…

「中、みてみたいね」
と話して、突撃訪問!ワインショップさん、不動産屋さんが快く見せてくれました。
(ありがとうございました!!)
しっかりご挨拶をして、中をふむふむと拝見。。

「あー!ほんとだ、かべがここ、図のとおり曲がってる!」
「コップみたいな形してる!」
「ぼくたちの部屋がみえる!!」




などなど、どんどん空間や関係性が読めてくるように。
最後pukutto食堂さんとWORKSさんにお邪魔したときには、
すっかり図が読めるようになっていました。
 
吸収力すごい、、、!

建物達を上からとった写真をみてみたり、

「住む建物には人がいるね、
みんながいる集合住宅だから、
挨拶をしたり、関係をつくるのも大切だね」
 「建物をつくるには、いろんな人が関わってるよね、
そしていろんな素材があるね」

などと話すと、それぞれに興味を示していて、
空間についての皆の種がすこし芽をだしたようでした。

そして、この日から、おやつがpukutto食堂さんの手作りおやつに☆
今週は黒糖の蒸しケーキ◯

あの場所での、種まき、そしてわくわくする芽吹きの日でした^^




2016年5月15日日曜日

初めての、しぜんの日

木曜日はしぜんの日でした^^
小出さんがリーダーです!!

まずは、「里山って知ってる?」という話から。
人が手をかけないと豊かな循環にならない里の山。
小出さんの丁寧な導きで、
その循環のことをしっかり学んでいました。




それから、では実際みにいってみよう!
と外へ繰り出します^^

まずは、こどもたちの足はここへ…!



おたまじゃくしや、もう小さなカエルになったものも。
小出さんがこどもたちに「これ全部カエルになると思う?」と質問します。

「ならない〜!」

「どうして?」

「うーんと…」

「さっきのお話にもでてきたけど、鳥が食べにくるんだよね。ここらへんだと、白鷺もくるかもね」

その後も、たんぽぽの茎の笛や水車、葉笛を教えてくれたり、
くろすじアゲハを見つけて、生態について話してくれたり。
(笛を上手に吹けた子もいました!!)

管理されていない笹が茂った場所につれていってくれて、
「笹が茂るとどうなるんだっけ?」

「地面に光が当たらないから、花や植物がそだたない!」

「そうだね、だから人が手をかけないと、山が元気がなくなってしまうね」

「みんなで刈りたいね」

などと、しぜんを体験しながら立ち止まって、会話をしながら、
里山のことを身を持って学んでいっていました。





5月のテーマの”種”からは、カエデの種!
クルクルと落ちる姿を見せたり、みんなそれぞれとって、高いところから投げてみようと
持ち帰り、種飛ばし選手権!みんなとてもたのしいみたいでハマってました◯
花吹雪のように沢山舞散らせるのがきれいでした^^








おやつをたべて、ひとしきり遊んで、
まちのアトリエにかえってから、松葉相撲大会!!



たくさん里山を学び、しぜんと遊んだ一日でした^^

はじまりました!

まちの寺子屋、2016年度が、5/10から始まりました^^



5月のテーマは「芽吹く、種」


今月は火曜日が”からだと空間の日”
木曜日が”しぜんと造形の日”


まずは、私(東山)がリーダーの日からスタートです。
だれもが今の季節遊んだんじゃないかというものお話の本からスタート。
そう、たんぽぽの種です。

いろんな種があるよ、と、粟、稗、玄米や小松菜、紫蘇、大豆など実物を触ってもらって、紹介しました。身の周りにはいっぱい種がありますね^^
これも種だよ、とみせたゴルフボールのようなものは、アボガドの種!
こんなに大きい種も!
水に浸すと、芽がでるみたいなので、まちの寺子屋でもやってみようという話になりました^^


さて、次は”種のゆくえ”という本で、種はいろんな方法で次の命のために広がっていくねと、学んで、「転がる種」「水に運ばれる種」「はじける種」「飛んでいく種」など色々と身体でやってみました!
(写真がないけど、これ、たのしそうだった〜!)


そして、「じゃあ、種になれたから、みんなの種を描いておこう!」と
模造紙の上に小さく種の形になって、アウトラインをとり、それを外皮にして、
それぞれの種の中身を想像して描いてもらいました!
それぞれの可能性を秘めた種ができました◯







おやつを食べてからは、おにごっこをしながら種探し(さすが大倉山の子、梅が落ちてるのを見つけてました)と最後に、たんぽぽの綿毛飛ばしをして終わりました!






来週は、
種は命のはじまりという話をしながら、命が宿る”からだ”のことについて導けたらいいなと思います。◯