2017年4月9日日曜日

【募集】2017年度まちの寺子屋メンバー

2017年度になりました!!

まちの寺子屋は、今年度も開催いたします^^
すごくいい反応をいただき、いままでのメンバーはみんな継続してくれるので、
定員まであと少しですが、まだ空きがあります。
定員になり次第、締め切ってしまいますので
気になっている方は、早めにご連絡くださいね^^
ookurayamakko@gmail.com


素敵な出会いがありますように☆



3月造形の日

3月の造形の日、大小島真木ちゃんが来てくれました。
真木ちゃんはこの直前まで、アニエスベーのプロジェクト船、海洋調査をするTARA号にのっていました。どうやらその船はサンゴの調査をしていた模様。


 
まず、真木ちゃんは その話を沢山してくれました。


サンゴが動物であること、その動物の皮膚に植物が住み着いていること、

二回に一回の呼吸は、海から生まれる酸素だということ、
プラスチックが自然界に分解出来ないこと、でも魚たちがたべてしまうこと、、、

真剣に話をきくみんな。
こんなお話聞く機会なんてなかなかないもんなあ、、
貴重な経験。
まだつくられて100年ほどしか経たないプラスチックが
しぜんの循環のリズムをくずしている。北極/南極にもプラスチックのごみが流れてしまっている
プラスチックを全く使わないなんてことはできなくても、
まず、大切につかうこと、沢山の供給をつくらないように需要を高めないことを
みんなも心に留めました。
生活のなかでしぜんをたいせつにすること。


今日は、カラーチャートをしぜん物でつくろう、と公園にでかけました。
行く途中にも、率先してゴミ拾いをするみんな。
純真ですばらしいなあ、、、と感動します。

公園につくと、みんなそれぞれの色を採集しはじめました。

春も来ていますね



こんなにあつめたよ〜と報告しあったり



まきちゃんはプリズムをもってきてくれて、
色が光であることも教えてくれました



きれいな姉↑と愉快な弟↓


どろけいをやって、
寺子屋にもどって、カラーチャート作り

みごとなのができましたよ!

このカラーチャートに、題をつけてみようよ、とひとりひとりつけてもらったら、
Hくんが悩みに悩んで最後に”地球の色!!”と言った時には、大人たち、大感心。
奇跡をおこすHくん。


色をこすり出してみるとまたおもしろい!


色の語源は、美しきものとの出会い、だそう。
美しいものは、心を救い、満たし、潤わせてくれる。
これからもこの地球で自分が美しい、と思えるものとたくさん出会ってほしいと願います。


2016年度の寺子屋は、そんな願いのもとに終わりを迎えました。◯
みなさま、一年間どうもありがとうございました!
また2017年度、どうぞよろしくおねがいいたします^^

3月ゲストの日2

3月のテーマが”生まれる、色”ということで、
いつも造形の日にきてもらっているユイ・ステファニーにきてもらいました!
なんていっても彼女の普段の表現が、めくるめく色をつかって描いているので、
(HP→https://www.yui-stephanie.net/ )
このテーマだから絶対きてもらいたかったのです。


ゆいちゃんはまず、自分の普段の作品の写真をみせてくれました。
プール一面に、あるいは駅のホーム全部に、大きな彼女の色の作品に、
みんなはいい驚きをみせてくれて「おっきい!!すごい!!きれい!!」と。
やはり作家が本気でつくったものにはパワーがあります。
こどもたちはほんとうに素直な反応をみせてくれる。
だから”本物”をみせたり、接したりする体験がいかに大切か。ということをよく考えます。

さて、ワークはというと、
ゆいちゃんは「みんなも好きなように色で描いてみよう。まず、公園にいって、自分の好きな色をみつえける、そこから、そのものでなくてもいいから、想像してその色のイメージをかいてみよう!」

と、みんなで記念館の麓へ。
それぞれ、色んな色を見つけ、拾って持ち寄ったり、記憶したりして、
いざ白い紙の前へ。

最初躊躇している子も、ユイちゃんのいざないで
どんどん挑戦していきます。

「手で書いてもいいよ、こうやって絵の具垂らしたりしてもいいし、
砂ふりかけたっていいし、もう存分やってごらん!」と
 ありがたいなあ、こんな風に声をかけてくれる大人がいてくれて。

みんな最後にそれぞれの絵の紹介を。
人の表現をみることもとっても大事。





6がつの時点で「絵が描けない」といっていた男の子も、なにかの鎖が外れたように
ぐんぐん描いていて、私は嬉しくてしょうがなかったです。
 

最後にボール遊びをして、活動を終え、
この日に、6年生の女の子の送別会をしてみんなで夜まで遊びました。
とてもいい夜でした。

まちの寺子屋をつくった身として、じーんとすることがいっぱいの日でした。

3月ゲストの日1 

3月はゲストが2人!

まずは、一人目。岡七子さんにきていただきました。
彼女はアパレルに努めながら、ピアノをひいたり、服をつくったりしています。

民族の衣装にも詳しく、先月の纏うというテーマと、
3月の生まれる色 というテーマにも絡めながらお話してもらいました。

世界の服の本をみせてくれて、
いろんな国で服の形が違うこと、使われる色も違うこと、
模様や素材の話なんかもしてくれました




みんな興味津々。


それから、いろんな国で頭にかぶるものも違うね、と見てみて、
みんなだったらどんなかたちのものつくる?と
大きな正方形の布をくれました
「つくりたい!!」と創作意欲まんてんのみんな。
寺子屋の子は、ほんとうにつくる意欲が溢れていて、嬉しくなります。


「縫わなくても、形をつくれるよ。」
と正方形の布で、けがをした時の支えや、前掛けやほっかむりなど
いろんなものになることをおしえてもらって、いざみんなそれぞれの被るものづくりへ!


ターバン風、どこかの国の帽子みたいなのや、、、
ついでに服も作っちゃえ!と大変身へ。




しかし針糸つかわず、こんなにできるんだなあと感心。



地球は広くて、
いろんな土地があり、
そこに順応するさまざまな姿の人がいて、
同じ星でいきていて、
それぞれの文化や生き方を
認めあって生きていくのが大切だということ
感じてもらえたらいいなあ


と思った日でした^^

3月しぜんの日

3月のブログが全くかけておらず、、
年度末はバタバタな東山です。
ということで今更ですが、3がつのこと書いていきます!


まずしぜんの日。
2016年度の最後ということで、総集編です。
「ここに書いてあるものにぜんぶ答えてみよう」と小出さん。
くるくるまわる種はどんな種?
赤、青、白、黄色の花びらを集めてみよう
ざらざらの木はなんだ?
などなど、各月でやったことが問題として書いてあります。


みんな公園を縦横無尽に走り回って答えを探しに。
みんな協力しあう姿も。





アセビに毒があることや、
虫たちが冬ごもりしていることや
いい香りの葉っぱのことや
木の肌の感触や
しぜんの持つ色のことや…





一年間でみんなは色んなしぜんのことを知りました。

当たり前のように私達は現代の生活を過ごしていますが、しぜんの中にいること、植物たちのお陰で息をして、里山を管理して共存してきたこと、地球に住んでいることをみんなには感じ続けてほしいと思います。




しぜんから教わる以上の教えや、
感動を超えるものはないと思うのです。




美しきしぜんとともに生きる為に
2017年度もみんながしぜんを愛で
見つめる心が育ちますように!