2016年7月13日水曜日

6月ゲストリーダーの日

6月「香り立つ、雨」でのゲストリーダーは
香りをつかったセラピストでもある神山瑛子さんにきていただきました^^


街を歩きにいくまえに、瑛子さんはみんなに
「私はとっても鼻がいいの。みんなにこれどんな香り?と聞くし、香りをすっと出すかもしれない。気付いたらすぐに教えてね」
と。

「まずこれ」
といって香りを出してくれると、部屋の中に香りが漂いました。
瑛子さんにちかい子から、「あ」と気がつきます。
「こんな感じで空気を伝わるよ」と教えてもらって、いざ街歩きへ。

さっと香りを差しだす瑛子さんとそれに気がつくみんな
「パパの薬のにおい」
とか
「なんかどっかで、、、」
とか色々と言っています。


坂を登る途中、
「この香りの植物は木かな?草かな?」
との質問に
「草!」と即答するある男の子
「じゃあ、背が低い草?高い草?」
との質問に
「低い!」
とまた即答し、全問正解!!驚きました。
香りから、その姿を想像できているのでしょう。

そして、また違う香りをどんなイメージがする?と聞くと、
「かつおぶし」という表現で、いぶしたイメージを伝えました。すごい、、、



 「香りの見つけるには、触ってこうやって鼻を近付けてかいで聞いていくんだよ
たとえばこの黄色い花、どんな香りが想像して、かいで、覚える。」
と聞いて、 みんなもトライしてみます。
「あ、あまい。」



今度はミミズをみつけた皆
「じゃあ、ミミズってどんな匂い?」との質問に、みんなちょっと触って指をかいでみました。「土みたい」
「じゃあこの香りの中から、ミミズに近いもの選んでみて」
 とオイルを数種類


せーので指差したら、ちょっと意見がわれました
「じゃあその香りはどんなイメージ?」
と聞くと「雨上がりの土の匂い」
「じゃあこの香りは色で言ったらなに色?」
と聞くと
「水色とみどりがまざったの」「青と白!」「グリーンのうすいかんじ?」
などとそれぞれに表現。香りも人によってイメージが違いますね



記念館に入る時に、瑛子さんはみんなに
「香りの境界線探しをしてみよう」 と投げかけました
「香りが変わる瞬間を見つけるよ!ほら、階段のこことここ、かおりがちがう」
といわれると、
「あ!ほんとだ!」とみえない境をみつけたみんな。

「ここにあるよ!」
「ここから黄色とグレーになるよ、ちょっと進むとグレーが消えてく」
など様々に見えない香りを捉え、言葉に表現していきます。



お部屋の中では、今日のみんなをイメージして瑛子さんが香りをセレクトしてくれました。
みんなが友達のをかいでみて、「あ、ほんとだ。これ、●●ちゃんだ!」というのが微笑ましかったです^^


梅林公園の方へもあるき、最後に前にからだの日でやった、香り鬼をやって、いつも通ったことのない道で遠回り、お散歩して帰りました。◯

みんな見えないものに敏感になっていた日。
香りを取り込み身体もすーっとしたかな。
 瑛子さんありがとうございました!!

香り立つ雨 の 一日でした*

2016年7月11日月曜日

6月 からだの日2回目

6月2回目のからだの日。

まずゆるーくこないだの力を抜く方法をやって、、ストレッチをして、、
 雨の話を改めてしました。造形の日でみたように形をかえていくことなど

それで、この日は雨のダンスを。
水蒸気になって上に昇ったり(立つ)、雨になって落ちたり(床に落ちる)、形を変えて転がったり(床を転がる)、水が跳ねたり(ジャンプ)…。


音楽を流して、私が踊りはじめると、みんな真剣にみてくれて、
みんなも交じってきました。
 即興でセッションのようになっていきました。(写真がない…)
みんなダンサーだった!!!
こんなに自由にからだで表現出来るってほんとすごいことだと思います。



そのあとは、雨宿りのワーク
どんどん形がかわる屋根に入っていきます。

雨上がりは、やっぱり嬉しい!し
水たまりで跳ね上がる雨、をもう一度ということで
今回も水たまりジャンプのワーク!






水の形が かわること、からだで存分に味わってから
みんなに紙を配りました。

「筆や鉛筆、手をつかわないで、からだで雨の絵をかくよ!」
というと
「どうやって?」とみんな。

色の付いた一粒を落として、息を吹きかけて絵を描いていきます。
幼いころ、窓につく水滴が落ちていくのをずっとみていたので、思いついたワーク。
この見本をみせてるときのこどもたちの集中がすごかった。



 それぞれが何に見えるか、タイトルをつけたり、鉛筆で絵を描きたしたり。
 それぞれ素敵な雨の形。

といったところで外にでてみます。
大きな紙で、さっきのように雨の絵を描いてみました。
しぜんの日、でつくったスプレーに絵の具をいれてふいてみたら、みんな興奮。
小さな水蒸気まで描けてとても綺麗。





完成した寺子屋の雨の絵。
先週つくっておいたあじさいの押し花もつけました^^


そのあとはひとしきりあそんで、、


すーっと晴れやかな雨のからだワークの日でした。○

6月食の日

6月には、WORKSチームより、空間の日に変わりに、
食の日が設けられました。
pukutto食堂の萌さんがリーダーです!

6月のテーマ”香りたつ雨”
をテーマに真剣にみんなと何をしようか考えてくれました。

”味と香りの密な関係 ”を体験した一日になったようです♪


まず、みんな集まって、萌ちゃんが自己紹介
「ここで食堂をやっています。料理をつくって出しているのだけれど、
お店の人が、まず最初にすることは??」

と問いから始まりました。
そう、みんなで仕入れにいきます!!
大倉山の地域の八百屋さん、大野菜さんへ

 お店に入る時には、
一人一つ、野菜を選ぶこと、お店での注意や、野菜をよく見ること、
などを聞いてから。

野菜選びの時のみんなはとても真剣でした。
直感的にこれ!と決める子もいれば、うーんとしばらく悩む子も。
(ここのお野菜は特に命がみなぎっているから、悩むのもよくわかります)
 お買い物して帰りみち、畑をみて、話したりも。
「八百屋さんに来る前はどこにある?」「畑!」
「誰がとるの?八百屋さんに渡すのは?」「うーん、おじいちゃんとか」
”農業”、”農家” という言葉を初めて知ったようでした。


*みんなが選んだ野菜*


さて、戻ってきたら、 「今日は”蒸す”よ!」と蒸すってどういうことか話を聞き
蒸し器があったまるまでに準備します。
まず、その野菜は土のどこになっているかクイズ!
全問正解だった女の子。普段からお母さんの料理姿や買い物をよく見ているみたいです。



さて、仕込みに入ります。

それぞれが自分が選んだ野菜を切ります。
包丁の仕組み、扱い方、危険性、今日のルール、をしっかり聞いて、カット作業。

もえちゃんに後ろからサポートされながら、
みんな真剣そのもの。

いちょう切り、乱切り、くし切り…
いろんな形に切れていきました。

いよいよ蒸しに入れて、しばしの待ち時間。

蒸している野菜を生の状態で味わってみます。
大根を食べたら辛い、甘いなどいろんな意見が。
香りとの関係を体験する為に、普通に食べる/鼻をつまんで食べてみる
というのをやってみていたら、
一人の男の子が「鼻つまんで食べて、途中で手を離してみな、味が変わるよ!」
という発見を。みんな「ほんとだ!!」と意見を交わしていました*


そんなことをしていたら、蒸し上がり

 まずは香りをきいて、どんな匂いかな?と話して、いただきます
「あ、甘くなった!!」「美味しい!!」とみんな


 という風に、
それぞれの野菜を蒸して食していきました。


合間合間の蒸し時間には、野菜の妖精が現れたり


 野菜しりとりで、大盛り上がりしたり!
(難しくて面白い!!)

蒸すことで水分を纏い、
雨上がりのような野菜ひとかけの美しさ
みんなの記憶に残っていくかな、、☆

香りがあるから美味しいことに気がつき
香りと味のすてきな関係に満たされた寺子屋の一日でした。○

2016年7月10日日曜日

6月 造形の日

すっかり夏本番ですね
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

しばらく更新ができておらず、、でしたが、6月の造形の日のレポートです!

 6月の造形のリーダーはユイ・ステファニー
絵の具が沢山付いたつなぎを来てきてくれました*



「今日は雨の形を描いてみよう。どんな形があるかな」
と導いてくれました。



まずは好きな色を選び、画用紙に絵の具を落としてみます。
(用意しておいた7色、みんな好きな色がかぶらないという奇跡)

「高さが変わると、形も変わるね」
というユイちゃんに
「みてみて、こんなのどう?」

と筆をつま弾くように小さい粒をおとしていく子。それぞれ一滴一滴に集中して
水、雨、である絵の具の行方を見つめていました。


それぞれ自分の紙が終わったら、隣の子、また隣の子と皆の紙に自分の色をまた落としていきます。


ちょっと嫌そうな子(自分の雨の跡に愛着をもっていたので)もいたけれど、
水って、雨って水たまりになったり川や海、土でも、混ざり合うことができる。
とてもいいワークだなと思いました。

 「もし雨に色があったら楽しくない?
じゃあ今度は傘に描いてみようか。」とユイちゃんが取り出した透明の傘。

 みんな思い思いの色で、傘に描いてきます。
もう扱いもお手の物!!
 柄まで塗る子、細かく落としていくこ、絵を描く子、それぞれのいろんな表現をみました。


 それをもって早速外へ。
するとまだ乾いていなかった絵の具が土の上に、ぽたぽたぽた!
それをみつけ、みんなに
「みて、ほんとに雨に色がついたよ!!」
というとみんな嬉しそうに眺めていました。○



乾いていなかった傘を閉じてからあけた女の子が、
「あ、また雨の形がかわった!!」
と笑顔。水の形に決まりはないことをたのしんでくれているようで嬉しかったなあ。



そのまま遊んでいたら、なんと雨がぱらぱら。



みんなそれぞれの傘をさして帰っていると、
「透明だから、ほんとに雨の形がみえるね!」と発見した子も。

たのしい雨の帰り道でした。○