「雨がふると、香りがたつね。雨の日はいつもと匂いが違うと感じたことあるかな?」
と問いかけてはじめました。
5月、”芽吹く種”で、命ってなに?という話をしていたからだの日。
(心臓音をきくワーク等をしました。)そのときに、じゃあ心ってどこにあるの?
と問いかけていました。「脳!」という答えにまとまったみんな。
「香りって、どうやってわかるのかな?」
という問いかけに、「鼻?」「鼻から脳?」という答え。
香りが脳の真ん中まで届くこと、記憶と繋がっていることを話し、
香りのあり方、使われ方、などアロマオイルや塗香、インセンスなどを使って説明しました。みんなちかよりすぎなくらい、すごい興味!!
香をつけ、煙がたつのを見ながら、
「香りは目に見えないけれど、この煙に乗って天に届けられると考えられていて、
よく神事や宗教など、神様や仏様に繋がるものなんだよ。」と話すと、
見えないものへ想像を膨らませているようでした。
本格的な暑さに向けて、しぜんも雨でバランスを整える6月。
これはからだも同じで、季節の変わり目で変化が起こりやすいとき。
そんな6月、力の抜き方、触れてほぐしていくこと、にトライしてみました。
「まず、身体も水だね」と話をして、触ったとこから温度を感じて溶けていくワーク、
床までいったら、ゆらゆらゆらし力を抜いていく、からだの背面を合わせて滑り台、などを。
力を抜くのが上手な子、固い子、いろんな子がいましたが、
緊張していた子もゆっくり呼吸を合わせて触れていくと徐々に抜けていきます。
「水蒸気や香りの粒子は軽いよね」
ということで、どうやったら、その力を抜いたパートナーをなるべく軽く起き上がらせられるか、をやってみます。
関節、重力を上手に使い、人体の構造を考えながら取り組むワークです。
起き上がることができたら、自由に変化できる水になれたということで、
雨になります。
降ってきた雨は跳ねるのが得意、いろんな形に変化して跳ねていきます。
ということで空中のポーズを考えてジャンプ!!
いろんな形が見えました^^
外に出ると、中との香りの違いを感じた様子。
「雨のにおい」
香りオニ、という遊びをして、
オリーブ坂から帰ると、
道祖神に出会いました。
お香立てもちゃんとあって、
「こうやってみんなの街をみまもってくれている神様にも、お香をたくんだね」
と、みんなで挨拶をして、見えない物への想いを馳せ、それぞれの宝物をみつけあるいてくと、いつのまにか街のにおいへと変わっていく帰り道なのでした。
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