2016年6月11日土曜日

6月しぜんの日

移り変わっていくための雨の季節
あじさいの花の中の様々な色
窓をつたう雨粒
草葉の露、くもの巣の水のきらめき
雨のにおい、音の変化 、揺れるみずたまり

潤いの季節は沢山の宝石が散りばめられているようで、
こどものころから、楽しみにしている6月


今月のテーマは「香りたつ、雨」


一回目はしぜんの日です。
いつもと違う道で歩いてみようか。と小出さん。
今日はオリーブ坂から山の方にいってみることに。


商店街を抜けて、山の麓にくると、緑や土の香りが。一本みちにはいると街から一瞬で変化しました。
山のふもとにくると、小出さんがある葉っぱを。
「わ!苦い、、!」
「うえーーー」という反応のこの葉っぱ。
ドクダミでした。
「どくだみは毒をだしてくれるからこの名前がついたんだよ」と小出さん。



またちょっと進むと、「こんどはこれ、どう?」
とまた葉をちぎってくれました。
「しょっぱいにおい」「なんかに似てる〜」
という反応の葉っぱはヤブニッケイ。爽やかな香りがしました。確かに塩けも感じさせるウかも、、




そう、今日は香り探しの自然観察。
雨上がりの道をゆっくり歩きながら、
小出さんの案内でいろんな植物の香りを聞きました。



ヤブミョウガに、うめに、 にクスノキの葉 、、、
「これは秋にたべれるおいしいものの花、なんだとおもう?」
とつまんだ長いもの、、「ぎんなん?」「うーん、おいも?」と苦戦するみんな。
いがいががついているよ、とヒントに「ウニ!」といった子に大笑い
「くり!」
正解^^くりの花でした。気がつくと足元はくりの花だらけ!

くりの花のどこがどうやってとげとげになるのか、
クスノキの葉を防虫材として昔の人がつかってたこととか
香りの視点からいろんな話を聞かせてもらいました。



あるいているときにみつけたこの季節の植物のことも、、☆
ほたるぶくろに、やまぼうし、かわいい植物達があちこちに^^






「虫のレストランになってるよ!」と小出さんが教えてくれたのは
さんごじゅうという木。強く甘い香りがします。
見上げるといろーーーんな虫が集まってきていて、夢みたいな虫のレストラン!
(虫好きのあの子に見せてあげたかったな。)

池の方にいったときには、
「あんなにいたおたまじゃくしやかえるの子はぜんぜんいないよね。」
とのぞきこんだりもしました。
一定の場所を観察することで、しぜんを見る目のを育てたいという小出さんの狙いです。


公園でひとしきり遊んで、坂道で葉っぱでっぽうを教えてもらいあそびながら帰りました


アトリエにかえったら、
梅シロップ作りです!「いいかおり〜」「おいしそう、、」といいながら
みんながんばってたくさんのうめのヘタをとってくれました。
来月くらいには飲めるかなあ、、!
たのしみだね〜と一仕事おえて満足そうなみんななのでした^^




日々の中の雨が運ぶ香りにもすこしずつ気付けますように。◯
 

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