まちの寺子屋には、ノーリーダーの日、というのがあります。
大人がいざなうのではなく、
こどもたちが、今日なにしたいか、テラコヤのワークを通じてなにをしてみたいか、
この街のどこにいってみたいか、話し合ってその日なにをするか決めます。
7月には、七夕の日に、みんながパーティーを企画して、
くじ引きをつくったり、自主的に考えて動いていました。
そんなノーリーダーの日。
プール、給水塔、、皆の中から水っぽい言葉が出てくるなあー
と感じていながら色々と話していました。
結果、
「鶴見川まで行ってみる」
ということになったこの日。雨上がり、水の気配を感じながら出発!
いつも寺子屋のみんなとは歩かない道を進みます。
なんだかとても新鮮な気持ち。
みんなと歩いてるとどこまでもいけそうな気持ちになる。
「みてみて、あの木、すごいね〜!」
「大きいさぼてんみたいなのがある!!」
「ここ秘密の道なんだ」
「こっちいってた保育園のとこ」
みんながいろいろと教えてくれます。◯
レトロな大曽根商店街で、銭湯をのぞいたり、
豆腐屋さんをのぞいたり、、、
いろんな話をしながら、
ひたすらてくてくてくてく歩くのもいい時間
こういうときだからしか出てこない話もあるもんなあ
「あ、さるすべり!」
と見つけた子が。
「さるもすべるからさるすべりなんだよねえ〜」
と話してみんなですべすべの肌を触ってみたり
そんなこんなしながら、ようやく鶴見川へ到着!!
高架下で遊ぶことに。
鈴虫のきれいな音が聞こえます。
ということで早速虫探し。
いた!と幸恵さん(今月から来てくれている寺子屋のサポートスタッフさん♪)
が一番にバッタをみつけ、
こどもたちがつかまえ、、
こっちにもなんかいた!と
今度は雨上がりの似合う小さな小さなかたつむり
を、つかまえ、、
虫取り網がないけど、何匹かのバッタとカタツムリを愛でることができました^^
みんなの心の中にこんな景色が残っていくのかなあ
今月のテーマ、「湧き立つ、音」にちなんでなんかやりたいなあ
と思い、反響する高架下で、大声選手権を開催してみました◯
声のだしかたも人ぞれぞれ
最後はみんなで、電車の音に負けないくらいの大声を出してみました
みんな思い切り声を出して、すっきりしたかな。◯
こどもとはいえ、教育システムの中、小さな社会の中できっと色んなことを抱えているのだろうと思います。もちろん楽しいこともですし、理不尽なこともあるかもしれない。
人間として生きる中で、沢山の説明もつかないような感情も、様々な関係も知っていく時期だと思います。
寺子屋は、そんなみんなが心を開放出来る場所になったらいいなあ
日も暮れてきたので、帰りの時間。
ちょっと違う道を通って帰ります。
道のお地蔵さんに挨拶して、
記念にそれぞれがお地蔵さんになったつもりで撮影^^
面白い集合住宅を見つけて、地図を読んだり、、
みんなでした小さな旅
足はくたくたで、弱気になってしまった子もいたけれど、
みんなが帰り道は大きく見えました。
なんだか、特別な一日でした。◯
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