2022年3月18日金曜日

2019 2ゲストの日

『大と小』 最後のゲストの日。 (身体が)小さい人たちとの寺子屋の時間に、(魂が)大きい人に来てもらいたいと すぐにこのかたを思い浮かべました。 私の中で、人としての存在がとっても大きくて遥かなる大地、海、空のような人 小川純子さん 彼女は映像ディレクター、こどもチャレンジやNHKの朝ドラのお仕事なんかでご一緒させてもらっていました。 出会った時から、存在の、魂の美しい大きい人と感じてすぐに大好きになりました。 純子さんは旅人でもあり、いろんな民族に出会い、お祭りに参加したりもしてきたそうです。 そんな自己紹介をしてもらってから 寺子屋で、大と小をテーマにワークをお願いしましたら、こんなことをやってくれました。 『カナダのクリー族という部族の儀式をやってみよう。』と純子さん 円になって、座ります。 鳥の羽を持っている人がお話をする、持っていない人はお話を聞く。 順番に羽をまわして話をしていく、フェザートークです。 『みんなが一番大きい、と思うものって何か話をしてみて』
もう産前の数年前のことで記憶が飛んでしまっててここに書けないのが勿体無い、、、のですが、 『宇宙』『地球』と話てる子がいたかな その中でもはっきり覚えているのが、 『赤ちゃん』と答えたHくん 彼は3人兄弟の長男で、下のこ2人の誕生に立ち会ってる。 普段はやんちゃで、下のこたちにもいたずらしてるけど、この時真剣な顔で、ボソっと『赤ちゃん』 と言ったんです。 彼は、虫が大好き。 命、というものにいつも向き合っていたのかもしれません。 下の子たちの誕生を通して、命の重さ、ただ存在することを認め合える神々しい赤ちゃんという存在を大きなものとして捉えていたのかもしれません。 私もサチエさんも、なんだか感動してしまったのでした。 セージを貝殻で焚いてくれて、一人一人、お清めもしてもらって。 無条件に存在することを肯定してくれるような純子さん。 そんな純子さんの存在の大きさをワークを通してみんなも感じてたようで、みんなすごく穏やかな顔をしていました。 地球のお母さんみたいな人。 ありがとう、純子さん。 自分が何を言ったのかも忘れてしまってるけれど(オーロラの話したかなあ、、)、Hくんのこの言葉は今も新鮮に思い出せます。 たくさん時を共に重ねたからこそできた深い深い子どもたちとの時間の中には、そんな瞬間が、たくさんあった。 まちの寺子屋、なんて愛おしい場だったんだろう、と今しみじみと感じています。 続きは、また!

2021年6月17日木曜日

2019 2月造形の日

「大と小」をテーマにした2月の造形の日。 ユイちゃんはおっきなかみとたくさんの絵の具を持ってきてくれました! ユイちゃんが想う大きいと小さいの話をしてくれました。 「私たちって大きいの?」 「子供だから小さいよ」 「未来に行ったら大人になってもっと大きくなってるね」 「でも今でもありから見たらおっきいよねえ」 「恐竜から見たら小さいよね」 「宇宙から見たらもっと小さい!」 「見方によって大きさの感じ方って変わるね、みんなは今持っている体の自分の大きさってどれくらいなんだろ? 描いてみようか」ということで、 そうしてみんなはおっきい紙に自分今の自分を等身大で描き始めました* 大胆に絵の具を紙を使ってもうそれは楽しそう〜
それぞれの”今の自分” それぞれのその子の持つものが大きな絵になるとはっきりと色や線や画風や雰囲気や空気になって現れてきました。 活発で自由なHくんの手はビヨーンと伸びて隣の子にまで侵入してて彼らしい。 侵入されたKくんは自分の世界を大事にしてるから、ちょっと泣いてしまったり。 そうやって関わっているんだよね、人間って。 個人的には、絵が苦手、と言っていたTくんのタッチがすてきすぎて感動。 大きな絵を描いて満足感に溢れて、 等身大の自分を客観的に見てるみんなの姿が印象的でした。 自分を客観的にみるってとても大事なこと。 みんなの成長を感じた造形の日でした!!!

2021年6月3日木曜日

2019 2月空間の日

二月のテーマ、大と小を持ってサチエさんが考えてくれた空間の日。 みんなの住みたい、居たい場所を箱庭で作ってもらいました! サチエさんが作ったサンプルを見て、ちいさな世界にワクワクが止まらないみんな。 ちいさな素材たちに目をキラキラさせて「これ使うー!!」と大張り切り^^
真剣に黙々と作るみんな、、、 そしてできたのは、大人の想像を超えた豊かに広がる小さな世界!!
昆虫の中の世界、水の世界と砂の世界を二つ自由に行き来できる世界、赤い世界、などなど、、 個人的に感銘を受けた、時計の箱。時間の世界、時間の中に住めるんですって!!(自由に行ったり戻ったり?動かしたりもできるんだったかな。) 自分の世界の話をするときの輝きったら本当にいいものを見せて、聞かせてもらいました。 みんなすごいよ〜 そんな小さな世界にいる自分を想像する力が 自分の小さな箱の世界、この現実世界、その広がる先の大きな宇宙、 視点で行ったりきたりできる力につながるといいな⭐︎

2021年6月1日火曜日

2019 2月テーマの日

2月のテーマは『大と小』 そこで、私が大好きなこんな本をみんなに紹介しました アクセル・ハッケ作 「ちいさなちいさな王様」
ある日、男の子の部屋に現れたちいさな王様 その王様の国は、小さい人が大人、小さい方が偉い。 大きな赤ちゃんがだんだん小さくなって物知りになって、大人になっていく。 男の子は今の私たちの住む世界とは真逆の価値観の王様と出会って、、、、 最初テーマを伝えた時は、「大きいと小さいどっちがいい?」と聞くと 大半の子は大きい方がいい!!という意見。 でもこの本を一度読んでみると みんなもこの世界の大きいと小さいの当たり前に?を持ったようです。 そんな導入をしてからこの日は大人(私)が小さい人(みんな)のやることを決めるのもテーマにそぐわないなぁと思い、 ノーリーダーに日のように外に遊びにいきました!
にんじゃごっこに探検、、みんな生き生きいつもの町の新しい扉を開いていく。 途中で可愛いお地蔵さんに出会ったり。。笑 そして最後に一番小さいお菓子を選んでみよう、というと、 ほんとはたくさん大きなものが食べたい欲求や価値観と戦いながらちいさなちいさなものを選ぶみんな。 アトリエに帰ってから、ちいさな折り紙で箱を作って、その中にちいさなお菓子を入れて。 「ちいさな王様にとってはこのお菓子もとっても大きいよね、ありとかさ」 なんてはなしながら、ちまちまとほっこりしたおやつタイムをしました* 大きいと小さい、何かみんなの中で思いが育っていくかなあ^^

2021年4月22日木曜日

2019 2月しぜんの日

なかなか更新できず、年度末と年度はじめのバタバタもようやく落ち着きPCに向かっています。 さて、寺子屋の記録。もうだいぶ前ですが、2019年の2月からの日々を更新します! ::::::::: 大きいと小さいがテーマの2月 しぜんの中で小さい春を見つけに出かけました 小出さんは「小さい春と大きいと思うものを見つけてごらん」と ふむふむ、自然の中でおっきいものって結構難題!(だってそのものが大きい!) みんなはこんなものを見つけてましたよ
大きな大きな自然の中に小さな小さな自然 私たちも自然の一部 大きな自然の中ではちっぽけ 小さな小さな微生物が大きな大きな生き物を分解して土になって、大きな大きな木が育つ 大も小も全てが関わり合って生きていることをみんな感じられたかなあ 当たり前の大事なこと、毎日忘れないでいたいなと思ったしぜんの日でした。*