2016年4月30日土曜日

まちの寺子屋 体験会のこと

初夏の清々しい日差しの中、時折吹く強い風が
なにかものごとを大胆に押してくれるような日。

昨日、4/29にまちの寺子屋のプチ体験会が行われました○


入り口である、まちのアトリエさんで集合、沢山のご家族が集まってくれました!
まちの寺子屋をはじまりにあたってのお話と、リーダーたちの紹介をしてから、
山の上、記念館の方の公園へ!晴れてよかった☀



今日は簡単に3人のリーダーによる連携した遊び!
新緑の木々の遊びです。

まずは、からだのリーダー、私(東山佳永)からスタート。
木の肌、人の肌という遊びです。
からだや動きというものを扱う時のとても大切にしていることの一つは”触感”
触れるということです。大きくなればなるほど、人同士、自然とも触れ合うことが少なくなってきます。
だからこそ、こどものうちに思う存分、触れあってほしいと願っています。


まずは木々の肌を触って覚え、目を閉じて触っても当てる遊びを。

そして少し研ぎすませた感覚をもってから、今度は人の肌で同じことをトライします。

 時間の関係でかなり駆け足で進めちゃったけど、みんな結構当たってる!すごい!!






その後は、しぜんのリーダー小出仁志さん(小出番長!)にバトンタッチ。
今日は新緑時期の”色”をテーマにした遊び。

番長が用意してくれた色見本と同じ色の自然物を見つけに!
家族みんなで任された色をどこにあるのかなーと 探します。


細やかな色の違い。落ちている葉っぱや花びら、虫たちや苔、切り株
ミクロな視点になるのは大人の方は久しぶりかもしれませんね。



時間になって、見つけた色をそれぞれに発表します。
萌木色、蘇芳色…すてきな名前が沢山。美しい色と言葉達。
なぜそういう名前なのかを番長がしぜんの知識とともに教えてくれました。◯















ふしぎと、それぞれのみんなに似合った色だったなあ。




そして、最後に造形のリーダー、大小島真木ちゃんにバトンタッチ!
自分のとってきたものをよく見てスケッチで形を写し取り、
そして、その色を紙に移していきます。
 

みんながよく使う絵の具も、もともとは自然物からできたものなんだよ、という話をしてくれました。顔料である石、定着させる為のにかわも生き物からとれる。


お金を出して絵の具を買って、とか、スイッチを入れたら付いて、消えて、とか
私達のそばにあるものことは、唐突にそこにある/起こるわけではないこと、
を知っていてほしい。
そして、単純明快な色だけではないことも。見えない間があることも感じていてもらえたら。
漠然と”からだ”や”しぜん”や”色”とみるのではなく、丁寧に読み解き、繋げた大きな学びを受け取れるような時間と場所を作っていけたらと思っています。

そんな想いに賛同してくれたリーダーたち、
参加者の親御さん方、感謝が溢れます。
本当に本当にありがとう。

 ***

まちの寺子屋、始まりの日。
まだまだこれから、大倉山のこの土地と、こどもたちと共に育っていきたいと思います。◯




 (pukutto食堂でくつろぐ小出番長と真木ちゃん^^)



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