テーマの日に「生」をやったので、からだの日は「死」について考えてみました。
まずは、「死」についてのイメージをきいたり、話をしたりしました。
こわい、と受け入れられずシャットアウトしてしまう子も。
今はみんなこどもで、死というものが大人よりは遠く感じてるのでしょう。
そこでいろんな死にまつわる話をしました。
私がこどものころ体験したこと、さちえさんが出会った猫の死の話、みんなが直面した死の話、、、
「ここにいる私達は、100%死を迎える。
生きるものには死は訪れる。地球だって死を迎えるんだ。
今生きている事が当たり前ではない。
宇宙の中にいることを考えたら、ほんの僅かな時間だよね。
だから生きる事を一杯味わう事が大切だとかえさんは思っているよ。」と話しました。
そして、遊ぼう!!と、からだのワークに。
始まりに、「自分が死をむかえるとき、どんな風がいい?」と聞きました。
すると、ほぼ全員「寝ながら死にたい。」と。
ほうほう、、、苦しまずに眠るようにってみんなにとっても理想的なようです。
その理想のシチュエーションで、死んだふりをしてみます。
あんなににぎやかだったのに、一気にシン…とする部屋。
(死を拒絶していた子はふざけて走り回っています、、)
死んでいることを確かめに、こちょこちょしてみると、
ぴくっと反応してしまい、笑い出す子、
我慢強い子、なんにも反応せずほんとうに上手に力を抜いている子、いろんな反応がみえました。
みんなどんな気持ちになったのでしょう。
生き返って走り回っては、地球が爆発した時の死
急に心臓が止まった時の死
戦争の中での死
いろんな場面を体験してみました
さちえさんの話から、猫になったら、死をどう迎えるか?もやってみました。
しばらくは生きている猫で遊んでいますが、死を悟ると静かにみんな身を隠しました。
やってみると、生き物の性質の違いが分かるような気がします。
次に、亡くなった人を綺麗にして送り出す仕事があるんだよ、というお話をして、
みんなにそれを体験してもらいました。
まずは2人で。一人が力の抜けた身体で寝転がり、もう一人がその身体を丁寧に動かし違う場所に置く。
なかなか難しいようで、どう動かすか頭と身体を使って考えていました。
最後にみんなに
「かえさんが死んだとして、綺麗にして、着替えさせて、死化粧をして、棺桶にいれてみて。」
まあ、お化粧とかはふざけて雑でしたが(笑)
力の抜けた大きな人をどう動かすのか?!みんな四苦八苦。
なかなか動きません。
「重い〜〜〜〜!!」
「生き返れ〜〜〜〜」
なんて無理な事いってました。笑
端から見たら不謹慎なワークなのかもしれないけれど、
なかなか直視することを避けてしまう、死というものを
遊びながら、身体をつかって見つめてもらいました。
死が受け入れられてこそ、生を実感できるような気がします。
まだ小さいみんなだけど、少しでも受け入れてもらえたらいいな。
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